選ぶコツ 毛蟹は味噌との バランスを
北海道食問屋 北のまごころ うまかろう 「毛蟹の選び方」をお伝えします。
毛蟹は蟹と呼ぶ
●毛蟹を北海道の仲卸業者は蟹と呼んでいます。
そのくらい北海道では毛蟹が主流で、愛されている証拠なのです。蟹のソウルフードと呼んでも良いくらいです。
毛蟹が愛される理由とし、次の理由があります。
毛蟹は、蟹の身派と蟹味噌派に分かれていて、どちらも好きな人、コアな方にもバランス良く満足してくれるという事です。
重さの表記としてよく見る毛蟹のグラムの説明
●360g・400g・450g・500g などの記載を見るかと思います。
それは、食の原料特有のキロ単価表記で統一されているからなのです。
毛蟹は昔から4kg統一をされており、10尾入りだと1尾あたり約400gという表記になり、約500gの毛蟹は8尾サイズということになります。
私がお勧めする毛蟹の買い方
①販売している毛蟹のバリエーションが多い。
・食べ方のスタイル、人数によって(大人・子供・女性・男性)毛蟹が選べる。
・どのくらい必要なのか目安の量を提示している。
「北海道食問屋 北のまごころ うまかろう」の目安は蟹身派、蟹みそ派、両方派に分けるとこうだ!
あなたは何派? | 蟹の大きさ | 人数 |
蟹の身派(量が重要!食べ応え派) | 1尾700g以上 | 1~2人前 |
蟹の身派(美味しいものを少量ずつの味重視派) | 1尾600g以下 | 1~2人前 |
濃厚な蟹味噌派 (身より蟹みそを楽しみたい派) | 1尾400g~600g | 1~2人前 |
どちらも派 (蟹身も蟹みそも両方好き!派) | 1尾500g~600g | 1~2人前 |
②箱売りをしている。毛蟹を業務用購入が可能である。まとめ買いが可能。
・蟹は特に流通量があると質、価格、内容が良くなります。これは私が仲卸に居たのでわかります。
③毛蟹の産地を明確にする事ができる。産地証明書が出せる。
・毛蟹は産地と、湯がくメーカーで味が全然違います。
湯がいた後に蟹の裏(お腹)を綺麗に掃除し保存ができ、急速冷凍ができている。
例:当店が販売している毛蟹の産地証明書
④春の毛蟹(流氷明け毛蟹)を扱っている
・毛蟹が一番美味しいと言われている、4月中頃から5月上旬に獲れる毛蟹は、海明け毛蟹や、流氷明け毛蟹とも呼ばれています。良質なプランクトンが入った流氷が岸に着岸して、そのプランクトンを食べて育った毛蟹は、毛蟹の概念も壊すくらい美味しいので、扱っているお店があれば是非一度食べてみてください。
購入する前のおさらい
- 食べる人数と環境をまとめる(大人子供年齢など)
- まとめ買いが出来る環境のお店か確認
- 産地がきちんと明記している
- 春の毛蟹を扱っているかを確認する
以上、この条件が揃ったお店であれば流通の流れも早く、新鮮で質の高い毛蟹を取り扱っている可能性が高いです。
ぜひ、毛蟹選びのお役に立てれば幸いです。
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